カブ系に抜群に似合うシートとリアキャリアを装着|交換方法もあり
![カブ系に抜群に似合うシートとリアキャリアを装着|交換方法もあり](https://motobase.turibase.com/wp-content/uploads/2024/04/カブ系に抜群に似合うシートとリアキャリアを装着|交換方法もあり-1.jpg)
見た目がガラッと変わります。ノリンです。
シートと専用キャリアを一目惚れして買ってしまいました。
今回は修理ついででもなく、特に必要があったパーツでもないのですが・・・(笑)
めっちゃ!カッコ良くなった(個人的に)と思うので、ご紹介したいと思います。
CB750four(K0)風のシート
まずは、見てください!
![アウトスタンディング社製のミディシートと専用リアキャリアえお装着したスーパーカブ(右側)](http://motobase.turibase.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_4637.jpeg)
どうです!?
バリ似合ってないですか!? 渋くないですか!?
「なんでみんなこのシートを付けないんだろう?」と思うぐらい、筆者の好みにドンピシャでした。
魅力ポイント
ポイント1:シルエット
オプションと言われても不思議じゃないほどの自然なシルエットが良いです。
CB750four(K0)純正シートをモチーフにしたシートなのですが、すごく自然な感じに見えませんか?
それでいてシート横にあるラインも、カブのレトロな雰囲気とマッチしていて旧車感とカスタム感を同時に演出しています。
また、カブの車体には小さくも、大きくもない絶妙なサイズ感となっており、車体とのバランスが丁度良いのかスッキリした印象です。
シートのリア側が少し跳ね上げになっているのもカッコ良いですね!
もう一つのお気に入りポイントですが、シートの長さが丁度良いこと
大柄な方ですと純正シートではポジションが窮屈で、純正キャリアにお尻が架かってしまう人もいるのではないでしょうか。
このミディシートは53cmの長さなのですが、大柄方でも余裕をもって座ることができます。
ただし53cmでの2人乗りはかなり窮屈になってしまい難しいので、2人乗りしたい方は66cmか70cmのロングがおすすめです。
ちなみに筆者の付けたK0風シートにはバンドが付いていますが、バンドの上に座っても違和感は感じませんでした。
下記のように、同じカブでも型式によって取り付けできるシートが分かれる点には注意が必要です。
・「デラックス/スタンダード/カスタム/リトル/プレスカブ/ストリート」共用
・「JA10/AA04/クロスカブ用」共用
など
K0風 53cm(テール跳ね上げ)※筆者のカブについているシート↓
※楽天なら在庫がなくても表示されますので、詳細確認できます。
K0風 53cm(フラット)↓
※楽天なら在庫がなくても表示されますので、詳細確認できます。
66㎝↓
※楽天なら在庫がなくても表示されますので、詳細確認できます。
70㎝↓
※楽天なら在庫がなくても表示されますので、詳細確認できます。
ポイント2:乗り心地
シートは少し硬めの座り心地です。
ファースト・尻タッチでそれを感じました。
一見肉厚そうなシートなので「純正シートと同じぐらいの弾力かな?」と尻予想を立てていたのですが、思っていたよりも硬めです。
一応、お試しツーリングで150㎞程度走りましたが、筆者のお尻が痛くなるようなことはありませんでした。
痛くなる方は、ケツ痛防止の救済処置もありっす。(笑)
シートが硬めなこともあり少し滑りやすさを感じます。と言っても、加速やブレーキングの時に前後に滑るようなことはありません。
滑るのが悪いと言いたいわけではなく、容易にポジションを変えて重心移動ができるので、見た目とは裏腹に山道などでのワインディングや、はたまたサーキットでは使いやすいかもしれません。
ポイント3:値段
このシート1万円しないのです。
購入時(2024/1)のお値段なんと!
- ミディシート(K0風):7,875円(税込、送料込み)※楽天
- 専用キャリア:4,725円(税込、送料込み)※楽天
キャリアとセット購入しても12600円(税込)です。
このクオリティで、この金額は激安だと思います。
ちなみにこのK0風シートは人気商品のため、すぐに在庫切れになってしまいます。販売されていたら即買い必須です。
筆者も入荷待ちをして、購入しました。
K0風(テール跳ね上げ)↓
K0風(フラット)↓
※楽天なら在庫がなくても表示されますので、詳細確認できます。
ちなみに、筆者は一目ぼれしてK0風を購入しましたが、その他にも色々なカラーがありますので、ご自身のカブにあったシートを選べると思います。
53cm 黒↓
53㎝ こげ茶↓
66cm ヨンフォア風↓
ミディシート専用のリアキャリア
![アウトスタンディング社製のシートとリアキャリア、装着イメージ](http://motobase.turibase.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_4627.jpeg)
筆者にリアキャリアは必需品です。なぜならリアボックスを装着するから!
ということで、一緒に販売されていた「ミディシート専用 リアキャリア」を購入することにしました。
当たり前ですが、専用品ということもありシートとのクリアランスもばっちりです。
リアキャリア有り、無しの画像を比べてみましょう。
![アウトスタンディング社製のミディシートと専用リアキャリアえお装着したスーパーカブ(右側)](https://motobase.turibase.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_4637.jpeg)
![ミディシートのみ装着](https://motobase.turibase.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_4631.jpeg)
純正の四角いキャリアの武骨な感じも The カブ といった感じで良いですが、専用キャリアは形状もスッキリしているのでオシャレな感じに見えますね。
シート位置が後ろに伸びている分、キャリアも後ろに下がって取り付けるように設定されています。
ちなみに
BOX付きで比べてみると、かなり後ろに下がってるのが分かりますね。
![ミディシート専用キャリアにリアボックスを装着したスーパーカブ](https://motobase.turibase.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_4640.jpeg)
![純正のシートとキャリアを装着したスーパーカブ](https://motobase.turibase.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_4628.jpeg)
ミディシート用キャリアは後ろに下げて装着している分、純正キャリアに比べて最大積載重量が少なくなります。
66cm・70cmのロングシート用キャリアもありますが、さらに後ろに下がるので、最大積載重量がさらに少なくなります。
キャリアが後ろに下がったことでリアボックスを止めるボルトとテールレンズが当たってしまったので、グラインダーを使ってボルトをカットしておきました。
![加工前のテールレンズとボルトの隙間](https://motobase.turibase.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_4638.jpeg)
![加工後のテールレンズとボルトの隙間](https://motobase.turibase.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_4639.jpeg)
※リアボックスの留め具の位置を変更すれば、カットしなくても装着できるかしれません。
ミディシート用・ロングシート用キャリアの紹介
キャリアもシート同様に型式によって、合うものを選ぶ必要があります。
ミディシート用 キャリア
デラックス / スタンダード / リトルカブ / C50 C70 C90用↓
カスタム用↓
スーパーカブ50 / 110(JA10 / JA59 / AA04)クロスカブ110(JA10)用↓
ダブルシート用キャリア(66㎝ or 70cm)
デラックス/スタンダード/リトルカブ/C50 C70 C90用↓
カスタム用↓
スーパーカブ50/110(2012~)・クロスカブ用 JA59/JA44/JA10/AA09/AA04 ※非適合:PRO全種
シートの交換方法
シート交換はボルト2本を取って、新しいシートと交換するだけなのでめちゃ簡単です。
![カブのシート取り付け部](http://motobase.turibase.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG_4629.jpeg)
画像のようにシートを上げて、写真で見えているボルト2本を外せば、シートがブラケットごと外れます。
![ミディシートの取り付け部](http://motobase.turibase.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_4630.jpeg)
上記で外した場所に、新しいシートを同じようにボルトで止めれば完了です。
説明の必要も無かったですかね?(笑)
ミディシート用キャリアの取付方法
リアキャリアはサスペンションに共締めするのですが、純正キャリアとは、取り付け部の幅が違うのでワッシャーで調整が必要です。詳細は下記で説明します。
![キャリア装着位置の比較](http://motobase.turibase.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG_4632.jpeg)
まず装着位置の比較ですが下記の違いがあります。
- 純正:サスペンションより内側
- 専用:サスペンションより外側
ということはつまり、そのまま専用キャリアを付けようとすると、サスがキャリア分内側に入ってしまうことになります。そこで・・・
![ワッシャーを使いリアサスペンションの隙間調整](http://motobase.turibase.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_4634.jpeg)
画像のように、ワッシャー3枚をサスの内側に入れることで隙間を調整します。
ワッシャーサイズは内径12㎜です。
ついでにワッシャーが錆びていたので、ステンレスワッシャーに交換しました。
![サスペンション取り付け部をワッシャーで調整した後](http://motobase.turibase.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_4635.jpeg)
以上のように、ワッシャーを一枚入れることで、専用キャリアを無理なく取り付けることができるようになります。
隙間を調整せず付けようとすると、キャリアの溶接部に負担がかかり壊れる可能性がありますので、隙間調整は必ず行いましょう!
まとめ
一目惚れして勢いで買ったアウトステンディング社製のミディシートと専用キャリアですが、改めて買ってよかったなと感じるパーツでした。
シートは外装の中でも大きな割合を占めるパーツなので、色や形を変えることで簡単に車体のイメージを変えることができます。
もちろん純正のシートもカブらしさがあって好きですが、費用も安く、取り付けも簡単なパーツなので、自分らしいカブを目指すのも面白いのではないでしょうか。
是非挑戦してみてください。
ではまた!