太足でキメる!ダックス・シャリーのワイドリム化に必要なパーツとは?【分かりやすく解説】

大・迫・力!!ノリンです。
ダックス(ST70)をレストアしているの真っただ中にこの記事を書いているわけですが、やっぱりやりたくなっちゃうよね~
♡ ふ ♡ と ♡ あ ♡ し ♡ (⋈◍>◡<◍)。✧♡
最初は、元々のパーツでほぼノーマルルックを組み上げてから、時間を掛けてゆっくりカスタムしていこうと思っておりました。
でもね、日本には「ついで」とか、「どうせなら」とか、背中を押してくれる言葉(誘惑)が多いのです。
そして筆者は、現在進行形でレストアの真っ只中です。
しかも、ちょ〜どバラバラで塗装前の段階…
折角この現状なのに、「塗装してノーマルを作った後に、再度バラして加工して再塗装」という考えなどあろうはずがありません!
時間も労力も勿体なさすぎるではありませんか!!(゚∀゚) …(`・ω・´。)キリッ!
それに太足はそれなりにお金もかかりますから、一気にやらないと多分できない。
いや、やらない!!
ならば、「熱が入っている間に太足にした方が良いのではないだろうか?」と、自問する事1回…決断に至りました!(笑)
「鉄は熱いうちに打て」というやつです。(゚∀゚) …(`・ω・´。)キリッ!
でも「太足化」について思ったことが1つありまして…
そう!どのパーツを揃えたら良いのか分かり難くすぎませんか?(笑)
というわけで、この記事を読むと
- 前後太足化(5.5J)に必要なパーツ全て
- 太足化(5.5J)に掛かった金額
などが分かります。
では、一番気になるであろう「必要パーツと費用」からまいりましょう!
太足化に必要なパーツと掛かった費用

ちなみに筆者が今回行った太足化メニューは「前後 5.5J」となります。
早速ですが、合計金額から!
「前後5.5J」の太足化にかかった費用は!?
- フロント:29,887円
- リア:72,402円
- タイヤ:11799円
- 総合計:114,088円
仕方が無いとはいえ、なかなかの金額です…(; ・`д・´)
昨今は物価高ですからね~、数年前ならあと1~2万は安くできたかもですね。
ちなみに筆者は、貯めたショップポイントや「5の付く日」などのお得な日をうまく使い、実費は50,000円ちょっと、に抑え得ることができました!
ポイント恐るべしです。(∩´∀`)∩
以下の表が、筆者が揃えたパーツと費用の詳細です。
フロント 5.5Jに必要なパーツ
部品名 | サイズ | メーカー | 品番 | 補足 | 金額 |
---|---|---|---|---|---|
ワイドフォークアウター (5㎝ショート) | ピッチ:200mm | GM-MOTO | chy-00002 | 最大ホイールサイズ「5.5J」 | 13,044 |
ホイール(リムのみ) | 5.5J | KEP SPEED | mky-00192 | リアと同じ | 16,843 |
合計 | 29,887 |
年式によりハブのスポークの本数が4本と3本がありますので、ホイールを購入する際は注意してください。
リア 5.5Jに必要なパーツ
部品名 | サイズ | メーカー | 品番 | 補足 | 金額 |
---|---|---|---|---|---|
カウンターサポート | 5.5J用 | KEP SPEED | mky-00193 | 13,807 | |
ホイール(リムのみ) | 5.5J | KEP SPEED | mky-00192 | フロントと同じ | 16,843 |
スプロケットスペーサー | 20mm | Gクラフト | 39040 | ダックスハブ用 (スプロケは最小31丁まで) | 21,964 |
オフセットブレーキレバー | Gクラフト | 30035 | ドラム用 | 3,147 | |
延長アクスルシャフト | 250㎜ | キタコ | 498-1432010 | 筆者は「中空シャフト」を選択 | 3,139 |
リアスプロケット | 31丁(E/G125㏄) | キタコ | 535-1036228 | NSR50/80用 | 1,502 |
ワイドスイングアーム加工 | ハブ取付部の内寸:220㎜ | 純正 | メルカリにて加工依頼(送料別:80サイズ) | 12,000 | |
合計 | 72,402 |
「チェーンのセンター出し」や「ホイールのセンター出し」は別途スペーサーなどで調整が必要かと思いますが、ひとまずは上記で紹介したパーツさえあれば、「太足化」にすることが可能となります。
「KEPSPEED」の5.5Jホイールに「Gクラフト」のオフセットスペーサー20㎜を使うと、ホイールのリムとチェーンのクリアランスが狭く干渉の恐れがあります。そのため、心配な方は、
・F側には、オフセットスプロケ
・R側には、スペーサー(ワッシャー)
を付けるなどの対策をして、チェーンラインを外に逃がしてあげてくださいね~
クリアランスが少なすぎると、折角の新品ホイールがズタズタになります!
KEPSPEEDのリムが外側に出ているのが問題の様なので、面倒な方はGクラフトの5.5Jホイールを使えば解決ですよ!
主要なパーツ
こちらの20㎜オフセットスペーサーですが、調べたときにはGクラフト製の製品しかなく、しかも売切れ寸前でした!
太足化をする予定のある人は、在庫のあるうちに買った方がよさそうです。
ちなみに以下のやり方もあります。
- 「モトラ・ノーティーダックス・R&P」の純正ハブを使う(通称:モトラハブ)
- モンキーの純正ハブを使う(モンキー用の20㎜スペーサーが必要です)
ダックスの純正リアスプロケは「45T」ですが、125㏄を載せる予定があるので「31T」を選びました。
- フロント:16T
- リア:31T
このスプロケサイズですと、4miniで人気のエンジンであるGPX125(ミニモト:パフォーマンスZ-1型)の場合、理論上は4速の10000回転で120㎞付近を狙える計算となります。
ワイドスイングアーム加工について

スイングアームはメルカリで加工をお願いしたのですが、「加工屋さん」ってたくさん出品されていて、
「どこに頼めばいいの〜!?(; ・`д・´)」って、めちゃくちゃ悩んじゃいますよね!
そこで今回は、筆者が実際に加工をお願いした「ゼルダ☆さん」をご紹介しちゃいます!
初めての加工依頼でドキドキでしたが、「ゼルダ☆さん」にお願いしようと決めた理由は、ズバリこの2つ!
- 経験豊富そうだったから!
→ 販売実績も多くて、「これは間違いない!」と確信しました♪ - レスポンスが爆速だったから!
→ 幅について相談した時も、超スピードで丁寧に返信してくれました!
そして購入後の話になりますが、「これから加工に入ります」などの連絡もしていただくなど、対応がとっても丁寧でした♪
加工後の写真もなんと12枚も載せてくれて、しっかり確認してから発送していただけました!
今回お願いした幅は【220mm】ですが、幅もサス取付部の立ち上がりも…「ビシッ!」とキマってます!(´ω`)


ゼルダ☆さん、ブログ掲載も快くOKしてくださって、ありがとうございました〜!^^
これからワイド加工をされる方は、是非「ゼルダ☆さん」 にお願いしてみてくださいね!
メルカリの登録がまだの人は、招待コード【VGGKCM】を記入いただければ「500円分」のポイントがもらえるので、お得に購入できますよ~(2025/5時点)
招待コードは筆者のものなので安心してくださいね!
選んだタイヤ・チューブはこれ!

前後とも5.5Jにするので、同じサイズのタイヤ&チューブを購入しました。
サイズ | メーカー | 型 | 金額(1本) | |
---|---|---|---|---|
タイヤ×2 | 110/80-10 | DURO | DM−1092A | 4,695 |
チューブ×2 | 5.4−10 | ブリヂストン | SCSC6690 | 2,409 |
前後分の金額合計 | 11,799 |
「DURO」はOEMでダンロップにも提供しているメーカーです。
一部のバイクメーカーの純正タイヤとしても使われているとの事でしたので、筆者はこれにしました。
ちなみにタイヤパターンも好みでした!
「5.4-10」を選んだ理由は下記の「チューブサイズについて」を確認ください♪
タイヤメーカーについて

4miniの“引張りタイヤ”界隈で、今もなお根強い人気を誇っているのが…そう、ミシュランの「S1」です!
でも、「S1」の中でも人気ナンバーワンだったであろう【90/90-10】サイズが、まさかの廃盤…!?
となっており、「次どうしよう…(´;ω;`)」と困っている方もいるようです。
確かに「S1」が選ばれている理由のひとつは、「パターンがカッコイイから!」って声が多い印象があります!
見た目ってやっぱり大事ですよね!気持ちは分かります。(`・ω・´)b
でも筆者的にはですね、「自分がカッコイイと思ったタイヤを履くのが一番!」だと思うのです。
というのも、せっかくのカスタムなのに、み〜んな同じタイヤ履いてたら…「個性」が無くてちょっと寂しくないですか?(・ω・`)
4miniって、自分好みに“染められる”カスタムの世界なので、他人の評価よりも「自分が好きかどうか」で選んでほしいな〜と思います♪
それに大きくても125ccが大半で、そんなにパワーがあるわけでもないですし、レースするわけじゃないと思いますので、普通のグリップ性能があれば十分ではないでしょうか!(笑)
つまり…タイヤ選びで一番大事なのは、「見た目で自分のテンション上がるかどうか!」だと思っておりますっ!(≧▽≦)
筆者が選んだタイヤもう一度見てください!カッコ良くないですか!?

シンプルなパターンもカッコいいと思いますよー⇩
リンク
どうしても「S1」が良いという方は、「90/90-10」とほぼ同等の「3.50-10」も使えるみたいです。(下記表)
タイヤサイズ | 90/90-10 | 3.50-10 |
幅(名目) | 90mm | 3.50インチ ≒ 88.9mm |
扁平率(%) | 90% | 約100%(表記なし) |
扁平(サイドの高さ) | 90mm × 0.90 = 81mm | 約 88.9mm × 1.00 = 88.9mm |
外径(参考) | 81×2 + 254 = 416mm | 88.9×2 + 254 = 431.8mm |
タイヤサイズの選び方について

筆者は、「110/80-10」を選んでみたんですが……正直ここは好みでOKです。(´▽`*)
たとえば「5.5J~6J」あたりのホイールなら、「90/90-10」を引っ張って履かせてる方が多い印象がありますね~。
ちなみに、友人のシャリー君はリアタイヤに「3.00-10」を愛用中です♪


パッツパツのムッチムチです。(笑)
ただ「3.00-10」は片側のリムに隙間ができてしまうみたいです。
5.5Jで履かせた場合のイメージはこんな⇩感じでしょうか。
- 90/90-10:限界引張り(パンクしやすい)
- 3.50-10:90/90同等
- 110/80-10:ほどほど引張り(筆者の)
- 120/90-10:チョイ引張り(サイドウォールがほぼ直角)
「120/90-10」程になると、ローダウンの具合によってはフェンダーに干渉することもありますので注意が必要です。
ちなみに、5.5Jの適正タイヤサイズは「幅:170~205㎜」となります。(笑)
引張りタイヤを行う場合は、自己責任を忘れずに~
チューブサイズについて

そしてチューブについてなんですが、引っ張りタイヤの場合は純正サイズ用のチューブ(3.50~4.00-10)をそのまま使ってる方が多いみたいです。
シャリー君も純正サイズを使ってたんですが……ツーリング中にパンクしちゃったんですよね~(; ・`д・´)

なので筆者は、「5.4-10」サイズを選んでみましたっ!
理由はシンプル、「丈夫」って聞いたからです(笑)
「5.4-10」はもともと「モトラ・ノーティーダックス・R&P」の純正で、タイヤが太めの車両に使われているチューブです。
まぁ「中でシワにならないかな?」ってちょっと不安もありますが、こういうのは試してナンボっしょ!(`・ω・´)b
「3.50-10」と「5.4-10」どちらのチューブが良いか「AI」に聞いてみた!
「5.5Jに110/80-10を履かせた場合、3.50-10と5.4-10のチューブはどちらの方が丈夫なのか?」という質問を流行りの「AI」に考察してもらったところ…以下の回答でした!(笑)
■ チューブの丈夫さに関する考察まとめ
110/80-10サイズのタイヤを5.5Jホイールに装着する場合、使用するチューブとして「3.50-10」と「5.4-10」のどちらがより“丈夫”かを比較したところ、総合的に「5.4-10」のチューブの方が適しており、より丈夫であるという結論に至った。
まず、110/80-10のタイヤ幅は約110mmであり、5.5Jホイールはリム幅がおよそ140mmと非常に広いため、タイヤ内空間も広くなる。この条件下では、チューブもタイヤ内で過剰に引き伸ばされたり、反対に縮こまったりしない「適正サイズ」であることが、耐久性や安全性に直結する。
3.50-10のチューブは幅が約89mm相当で、明らかにタイヤ内径に対して細すぎる。これを無理に装着すると、内部でチューブが伸びすぎてゴムが薄くなり、空気圧の負荷が局所的に集中しやすくなる。さらに、タイヤとチューブの接地面に隙間やねじれが生じやすく、走行中の摩耗やバーストのリスクが高まる。
一方、5.4-10のチューブはおよそ137mm相当の太さがあり、110mmのタイヤ内に対してはやや余裕のあるフィット感となる。この「少しの余裕」が、エア圧による膨張時にも均等に力が分散されるため、ゴムへの負荷が少なく、結果的に耐久性が大きく向上する。また、幅広リムにおいても自然な膨らみ方をするため、チューブが不自然に変形することなく安定した性能を維持できる。
以上の観点から、「110/80-10 + 5.5J」という組み合わせには、よりタイヤサイズに適合しやすく、強度と安定性に優れた「5.4-10」チューブの使用が望ましいと判断できる。
こ、これは「5.4-10」が正解だったかもですよ皆さん!
まとめ
というわけで今回は、
ダックスの太足化計画をご紹介しました!
太足化は必要な部品点数やどんな部品が必要なのかなど、自分で調べても分かりずらかったので「これを読めば1発で分かる!」という記事を目指してみましたよ。
これから太足化を考えている方の参考になれば嬉しいです。
ぜひ、自分だけの“カッコイイ”1台を作ってくださいねっ!
では、また!(´▽`)ノシ